第4回:AIエージェント

https://data-science-chiba.github.io/day4/

AIエージェントとは?

  • ブラウザチャット(ChatGPTなど)
    • 対話しながら、コードを書いてもらう
  • コードエディタ(RStudioのAI機能など)
    • コメントによるコードの完成
  • AIエージェント
    • 人間の指示に従ってタスクを自動的に実行するAIシステム
    • あなたのプロジェクトに入っているファイルの中身を理解して、あなたの指示に従ってコードを書いてくれる
    • ブラウザチャットやコードエディタのAI機能はよりはるかに強力

ターミナルについて

  • ターミナルは、コンピュータと対話するためのテキストベースのインターフェース
    • 今までは、RStudioのコンソールでRコードを実行していましたが、ターミナルでは、R以外のコマンドも実行できる
  • GitHub Copilot CLIは、ターミナルでAIエージェントを使用できるソフト(CLI = Command Line Interface)
    • GitHub Copilot CLIを使うために、まずターミナルの基本的なコマンドを学びましょう
    • ターミナルは広くプログラミングに使われているから、覚えておくと便利です

ターミナルのインストール(Windowsのみ)

  • Git Bashをインストールしていない場合は、以下のリンクからダウンロードしてインストールしてください: https://gitforwindows.org/

ターミナルの開き方

  • Windows: スタートメニュー → “Git Bash” と検索して開く

  • Mac: Spotlight Search(Cmd + Space) → “Terminal” と検索して開く

  • (RStudioのターミナルも使って来ましたが、CoPilot CLIと相性が悪いので、今回はRStudioのターミナルは使わないことにします)

CoPilot CLI のインストール

  • ターミナルのコマンドを使って、GitHub Copilot CLIをインストールしましょう:

  • Windows: winget install GitHub.Copilot

  • Mac: brew install copilot-cli

ターミナルのコマンドについて

  • ターミナルでは、マウスを一切使わずに、キーボードだけでコンピュータを操作する
    • パソコンが最初できた頃は、グラフィックユーザーインターフェース(GUI)がなかったため、すべての操作はターミナルで行われていた
    • そのため、多くのコマンドは打ちやすいように短くなっている

ターミナルの基本的なコマンド

  • pwd:現在のディレクトリ(フォルダ)を表示する
    • 現在のディレクトリは、作業ディレクトリ(working directory)とも呼ばれる
  • ls:現在のディレクトリにあるファイルやフォルダを表示する

パスについて

  • ターミナルでファイルやフォルダを指定するためには、パスを使う必要がある
    • パスは、ファイルやフォルダの場所を示す文字列(住所みたいなもの)
    • 例えば、/Users/joelnitta/Desktop/は、デスクトップのパスです

ターミナルの基本的なコマンド

  • cd:ディレクトリを移動する
    • cd ..は、一つ上のディレクトリに移動するコマンド
  • これからは、cdコマンドを使って、RStudioのプロジェクトのディレクトリに移動してから、CoPilot CLIを使うことにします

TidyTuesdayについて

  • TidyTuesdayは、毎週火曜日に公開されるデータセットを使って、データ分析の練習をする組織です

  • TidyTuesdayのデータセットは、GitHubに公開されているので、誰でもアクセスできます

https://github.com/rfordatascience/tidytuesday

今日のデータセット: The Languages of Africa

  • TidyTuesdayのデータの表から「Data」にある「The Languages of Africa」をクリック
    • データの説明と読み込みのコードが書いてあるページに移動します
  • 前回学んだ方法で新しいRStudioプロジェクトを作成してから、ターミナルでプロジェクトのディレクトリに移動する
    • プロジェクトの名前は、africa-languagesにしましょう
    • Create a git repositoryのチェックを入れましょう

Copilot CLIを使う前に

  • これから、Copilot CLIがコードを書いてくれるけど、現状との違いを理解するために、まずは現状を確認して、問題がないようでしたら、git commit で変更を保存しておきましょう

Copilot CLIを使ってみる

  • ターミナルで、copilotと入力して、GitHub Copilot CLIを起動する
    • 初めて起動する時は、GitHubアカウントでログインする必要があります
  • ChatGPTのようなチャット形式で対話できる

パーミッションの設定

パーミッションの重要性

  • 今までのAIツールと大きな違い:エージェントは、あなたのプロジェクトのファイルにアクセスして、コードを書いてくれる
    • だから、エージェントがアクセスできるファイルを制限することが重要

ChatGPTのようなチャット形式で対話できる

  • 例えば、copilotを起動した後、以下のように入力してみましょう:
How can I use copilot to help me analyze data?

CoPilot CLIのコマンド

  • 全てのコマンドはスラッシュ(/)で始まる
    • 例えば、/helpと入力すると、利用可能なコマンドのリストが表示されます
    • /exitでCoPilotのセッションを終了できる

Planning Mode

  • 実際にコードを書く前に、Planning Modeを使って、エージェントにタスクの計画を立ててもらうことができます
    • /planと入力すると、Planning Modeが開始されます
/plan I want to use R to analyze African languages. Please read this description of the dataset and help me plan my analysis

https://github.com/rfordatascience/tidytuesday/blob/main/data/2026/2026-01-13/readme.md

Use the tidyverse. I am an R beginner, so please keep the code simple, in one R script, with comments explaining what each part does.
  • CoPilot がしばらく考えてから計画を提案してくれる
  • 良さそうな場合、「計画を実行します」のようなオプションを選択して、コードを書いてもらうことができる

コードの確認

  • エージェントがコードを書いてくれたら、必ずコードを確認してください
    • コードが正しいかどうか、あなたの意図に合っているかどうかを確認することが重要です
  • 自分の思う通りにコードができたことを確認したら、git commitで変更を保存しておきましょう

課題

  • TidyTuesdayから好きなデータセットを選んで、Copilot CLIを使って分析してみましょう
  • 前回と同様に、GitHubからリポジトリをクローンして、プロジェクトを作成してから、取り組んでください
    • リポジトリーのリンクは Moodle に載せてあります
    • 締め切り:2026年5月14日(日)23:59
  • 必ず、コードを確認してから、git commitで変更を保存してください
  • リモートリポジトリーに変更をプッシュすることで提出になります
    • 私があなたのコードをエラーなしで実行できるようにしてください
    • Moodleでは、自分の言葉で解析の結果を説明してください